【ガンプラ】 MG歴代名作キット (2/3)
1980年に販売開始されたガンプラの15周年企画として、「究極のガンプラを作る」をコンセプトに開発された「MG(マスターグレード)シリーズ」。 1995年7月に発売されたMG第1弾の「RX-78-2 ガンダム」以降、現在までに販売されたキットは200種類以上にもなります。
そんなMGのヒストリーと共に、名作・傑作と呼ばれるキットや話題になったキットをご紹介します。
第2回はMG2.0シリーズが始まった2005年から2011年頃までに発売されたキットをご紹介!
RX-178 ガンダムMk-II Ver.2.0(2005年10月)
最新仕様にリニューアル!
最新仕様でリニューアルされた「RX-178 ガンダムMk-II Ver.2.0」。デザインは1.0と比べて全体的にシャープな造形となりました。劇中の設定同様にムーバブルフレームを再現し、可動範囲は大きく改善されています。(初期生産分は腰パーツの可動に難がありましたが、後に発売されたティターンズ仕様で改善。本キットでも2次出荷分から同様の改善がされました。) 膝の関節に合わせて腿の装甲が分割スライドするなどのギミックも搭載。アーガマのカタパルトをイメージしたベースが付属します。
ちなみに1999年1月に発売された「FXA-05D/RX-178 スーパーガンダム」に付属するGディフェンサーを組み合わせられるので、スーパーガンダム Ver.2.0にすることも可能です。
本キット以降、初期に発売された人気機体が続々と2.0化されていきます。
MSZ-006 ゼータガンダム Ver.2.0(2005年12月)
完全変形とプロポーションを両立させた傑作!
「MSZ-006 ゼータガンダム Ver.2.0」が2005年12月に発売。ガンダムMk-IIに続く2.0化で9年ぶりのリニューアルとなります。1.0と比較すると全体的にスリムでスタイリッシュな造形になっています。ウェーブライダー形態も薄く先鋭的なプロポーションとなりました。完全変形することは当然として、ロック機構により保持力も高くなっています。マークII同様にカタパルトベースが付属します。
この後に発売されたMG
- MSA-003 ネモ(2006年2月)
- RX-178 ガンダムMk-II Ver.2.0(ティターンズ仕様)(2006年3月)
- YMS-15 ギャン(2006年5月)
- F91 ガンダムF91(2006年7月)
- RB-79 ボール(シャークマウス仕様)(2006年8月)
- XM-X1 クロスボーンガンダムX-1 Ver.Ka(2006年9月)
- GAT-X105 ストライクガンダム+I.W.S.P.(2006年10月)
- F91 ガンダムF91(ハリソン・マディン専用機)(2006年11月)
- RGM-79[G] ジム・スナイパー(2006年11月)
- ZGMF-X20A ストライクフリーダムガンダム(2006年12月)
- XM-X1 クロスボーンガンダムX-1フルクロス(2007年1月)
- RX-93-ν2 Hi-νガンダム(2007年2月)
- GAT-X105E ストライクノワールガンダム(2007年3月)
MS-06J ザク Ver.2.0(2007年4月)
MS-06F ザク Ver.2.0
「MS-06F ザク」が最新仕様のVer.2.0となって発売。前身のキット(1.0)もMG最初期にしてプロポーションの完成度は高く評価も高かったですが、2.0仕様で内部フレームや可動範囲も大きく改善され更に評価の高いキットになっています。
以降このキットのフレームを流用したザク系(高機動型や各パイロット専用機など)の機体は膨大なバリエーションが発売されることになります。
この後に発売されたMG
- MS-06J ザク Ver.2.0(2007年4月)
- MS-06S シャア専用ザク Ver.2.0(2007年5月)
- MS-14S シャア専用ゲルググ Ver.2.0(2007年7月)
WD-M01 ターンエーガンダム(2007年8月)
記念すべきMG100体目!
記念すべきMGシリーズ100体目は「WD-M01 ターンエーガンダム」。原作アニメも「ガンダム」という世界観を総括するような設定の作品なので、「100番目」という節目に相応しい機体セレクトと言えるでしょう。
メカデザイナー・シド・ミード氏によるシンプルかつ美しいフォルム、全身に渡る細かなディテールも余す所無く再現。可動範囲も広く設定画にある躍動感のあるアクションポーズも難なく取らせられます。
この後に発売されたMG
- ZGMF-X42S デスティニーガンダム(2007年10月)
RX-0 ユニコーンガンダム Ver.Ka(2007年12月)
RX-0 ユニコーンガンダム Ver.Ka
「機動戦士ガンダムUC」より主役機「RX-0 ユニコーンガンダム」がVer.Ka仕様で発売。ユニコーンモードからデストロイモードへの”変身”(変形)を完全再現しています。デストロイモード時に露出するサイコフレーム部には発光をイメージした特殊集光樹脂を使用しています。
本キット発売時はまだ「機動戦士ガンダムUC」は原作小説の連載中。後にアニメ化された際に本キットをベースにしたVer.Kaではない「RX-0 ユニコーンガンダム」が発売されます。
この後に発売されたMG
- MS-06R-1A 黒い三連星ザク Ver.2.0(2008年1月)
- GAT-X105E ストライクE+I.W.S.P. ルカス・オドネル専用機(2008年2月)
- MS-06F ザクマインレイヤー(2008年3月)
- MS-06F ザク Ver.2.0(2008年3月)
- MS-14A 量産型ゲルググ Ver.2.0(2008年4月)
- GAT-X105 ランチャー/ソードストライクガンダム(2008年4月)
- ZGMF-X56S/α フォースインパルスガンダム(2008年5月)
- 真武者頑駄無(2008年6月)
RX-78-2 ガンダム Ver.2.0(2008年7月)
TVアニメ版のプロポーションを再現
RX-78-2 ガンダムがVer.2.0仕様でリニューアル発売。1.0や1.5よりもTVアニメプロポーションを徹底意識したプロポーションになっています。アウター式可動フレームにより腰部はコア・ファイターを搭載しながらひねりや上下の可動を実現しています。コア・ファイター単独でディスプレイできるスタンド付属。
本キットのフレームの一部は、以後に発売されるジム2.0を始め数多くのガンダム系・ジム系のキットに流用されることになります。それだけベースとして優れたキットと言えるかもしれません。
この後に発売されたMG
- MS-06K ザクキャノン(2008年8月)
- MS-06R-2 ジョニー・ライデン専用ザク Ver.2.0(2008年9月)
- ZGMF-X19A インフィニットジャスティスガンダム(2008年10月)
- MS-06R-1 シン・マツナガ専用ザク Ver.2.0(2008年11月)
- MSN-06S シナンジュ Ver.Ka(2008年12月)
- Gファイター[ガンダム Ver.2.0用 V作戦モデル](2009年1月)
- RGM-79 ジム Ver.2.0(2009年2月)
- ZGMF-X56S/β ソードインパルスガンダム(2009年4月)
- MS-07B グフ Ver.2.0(2009年5月)
- Gアーマー リアルタイプカラー(2009年6月)
- MS-06J ザク Ver.2.0 ホワイトオーガー(2009年6月)
- GN-001 ガンダムエクシア(2009年7月)
- RX-75 ガンタンク(2009年9月)
- MBF-P03R ガンダムアストレイブルーフレームセカンドリバイ(2009年10月)
- AMX-004-2 キュベレイMk-II(エルピー・プル専用機)(2009年11月)
LM312V04 Vガンダム Ver.Ka(2009年12月)
小型機体ながら複雑な分離合体を再現
「機動戦士Vガンダム」よりカトキハジメ氏デザインの主役機「LM312V04 Vガンダム」がVer.Ka仕様で発売。全高152mmと小柄なボディながら、分離・変形・合体を完全再現しています。コアファイター、トップリム、ボトムリムだけでなく、トップファイター、ボトムファイターの飛行形態2種にも変形が可能。 ヘキサヘッドのコアファイターを組み込むことで「Vガンダムヘキサ」も再現出来ます。
この後に発売されたMG
- RX-78-3 G-3ガンダム Ver.2.0(2009年12月)
- GNX-603T ジンクス(2010年1月)
- MBF-P02KAI ガンダムアストレイレッドフレーム改(2010年2月)
- RX-0 ユニコーンガンダム(2010年3月)
- XXXG-01W ウイングガンダム(2010年4月)
- 武者ガンダムMk-II(2010年5月)
- FA-78-1 フルアーマーガンダム(2010年6月)
- LM312V04+SD-VB03A Vダッシュガンダム Ver.Ka(2010年7月)
- LM312V04(B-part)+SD-VB03A コア・ブースター Ver.Ka(2010年7月)
PMX-003 ジ・O(2010年8月)
迫力の大ボリューム
「機動戦士Zガンダム」のラスボス的MSである「PMX-003 ジ・O」が発売。全高248mm、重量600gという大ボリューム。隠し腕ギミックも完全再現されています。
この後に発売されたMG
- XXXG-01D ガンダムデスサイズ EW(エンドレスワルツ)(2010年9月)
- RGZ-95 リゼル(2010年10月)
- GNT-0000 ダブルオークアンタ(2010年11月)
- RGZ-95C リゼル(隊長機)(2011年1月)
- XXXG-01D2 ガンダムデスサイズヘル EW(エンドレスワルツ)(2011年2月)
- XXXG-01S シェンロンガンダム EW(エンドレスワルツ)(2011年3月)
- XXXG-01W ウイングガンダム EW(エンドレスワルツ)(2011年3月)
- GN-0000+GNR-010 ダブルオーライザー(2011年5月)
- OZ-13MS ガンダムエピオン EW(エンドレスワルツ)(2011年6月)
- MSN-001A1 デルタプラス(2011年8月)
- GN-0000GNHW/7SG ダブルオーガンダム セブンソード/G(2011年9月)
- XXXG-01SR ガンダムサンドロック EW(エンドレスワルツ)(2011年10月)
RX-0 フルアーマーユニコーンガンダム Ver.Ka(2011年12月)
膨大な武装をフル装備
小説版「機動戦士ガンダムUC」の終盤に登場した「RX-0 フルアーマーユニコーンガンダム」がVer.Ka仕様で発売。膨大な量の武器、シールド、背部の巨大なスラスターを装備したフルアーマー状態を完全再現しています。ユニコーンモードからデストロイモードへの”変身”(変形)も可能。アクションベース専用ジョイント、フィギュア×4、スラスターサポートスタンド一式などが付属します。
この後に発売されたMG
- XXXG-01H ガンダムヘビーアームズ EW(エンドレスワルツ)(2012年1月)
- GAT-X102 デュエルガンダム アサルトシュラウド(2012年2月)
- AGE-1 ガンダムAGE-1 ノーマル(2012年2月)
- AGE-1T ガンダムAGE-1 タイタス(2012年3月)
- RX-0 ユニコーンガンダム2号機バンシィ (2012年3月)
- AGE-1S ガンダムAGE-1 スパロー(2012年4月)
- GAT-X207 ブリッツガンダム(2012年6月)
- AGE-2 ガンダムAGE-2 ノーマル(2012年8月)
- GAT-X103 バスターガンダム(2012年9月)
- GAT-X303 イージスガンダム(2012年10月)
- AGE-2DH ガンダムAGE-2 ダークハウンド(2012年11月)